書き初めの小学生・中学生別うまく書くコツと筆の選び方!練習する言葉や文字のオススメまとめ
お正月といえば、書き初めですよね。
小学校や中学校の冬休みの宿題としても定番です。
でも、普段使い慣れない筆を使って大きな半紙に文字を書くのって、なかなか思うように書けなくて苦労した覚えがありませんか?
子供の宿題なのに、うまく書けなくて親が手伝う羽目になったり・・・。
そこで今回は、書き初めをお手本のようにうまく書くコツや、宿題で高評価されるポイントを小学生、中学生にわけてご紹介したいと思います。
お子さんだけでなく、お父さん、お母さんも必見ですよ!
筆の選び方
書き初めをうまく書くためには、まずは筆選びから。
書き初めで使う大筆は、小学生で7号、中学生で6号がよいと言われています。
名前を書く小筆は、書写の時間に使っているもので大丈夫です。
書き初めをお手本のようにうまく書くコツ
では、書き初めを上手く書くコツをみていきましょう。
まずは、書く前にお手本をよく見ることから始めましょう。
お手本の文字、一字、一字はどのようになっているか、はね方や止め方、線は太いか細いかなどよく見てみましょう。
お手本に、特徴のあるところを鉛筆などでしるしをしておくとよいですね。
まず1つ目のコツは、縦の線を半紙と平行に書き、横の線は少し右上がりに書くことです。
このように書くと、文字のバランスが良くなり、整って見えます。
2つ目のコツは、文字と文字の間の間隔を同じにすることです。
ついつい最初のほうの文字は大きく書いてしまい、最後の文字が詰まり気味になってしまいます。
ですから、下の余白を3センチくらい開けるように意識しながら書くと、最後の文字までゆったりと書け、詰まった感じになりません。
またこの間隔を等間隔にあけるというコツは、名前を書くときもとても大切です。
小学生や中学生の場合は、学年や組、名前などを小筆で書きますよね。
このときも、書き出す前に何文字書くのかを数えて、指などで大体の位置を確認するだけで、一気にバランスが良くなります。
さらに3つ目のコツは、横線は筆を早く走らせて細く書く、縦線は筆を少しゆっくりめに走らせて太く書くことです。
こうすると、一画一画にメリハリが出ますし、躍動感も出ます。
これら3つは簡単なコツですが、意識するだけで一気に文字がうまく見えますので、ぜひ試してみてくださいね。
書き初めで評価される練習方法
次に、学校での書き初めで評価されるポイントに合わせた書き方の練習方法をご紹介します。
小学生
小学生の場合は、いきなり清書用の半紙に書かず、まずは予備の半紙に書いて練習をしましょう。
予備の半紙に鉛筆で、字数分に当分に割り当てられるように薄く線を引きます。
二文字なら真ん中に、三文字なら三等分になるように線を引きます。
そして、その線をはみ出さないように一文字ずつ練習します。
これを何回か繰り返して大きさの感覚を覚えたら、清書用の半紙に書きましょう。
小学生は、とにかく
- 文字を大きく書く
- 同じ大きさで書く
- 元気よく太くしっかり書く
ことがポイントです。
中学生
中学生にいなると、「バランス」と「止め・ハネ・払い」が評価のポイントになります。
止め・ハネ・払いをうまく書くコツは、筆を止めるということ。
でも、長時間止めてしまうと半紙に墨がにじんでしまいますので、一瞬止めて力をこめるような意識で書くと、ためができてしっかり「止め・ハネ・払い」ができます。
さらに中学生には、「漢字とひらがなのバランス」も求められてきます。
ひらがなは漢字に比べて小さく書くと、とてもバランスよく整って見えますよ。
書き初めをにじませないコツ
ついついバランスなどを気にしていると、書くことに慎重になってしまいますよね。
慎重になってゆっくり書いてしまうと、墨が半紙ににじんでしまいます。
書き初めをにじませないコツは、
- 墨の量を適切にすること
- 早く書くこと
です。
筆に墨をつけすぎると、筆を置いた時に墨が広がり、にじんでしまいますし、ゆっくり書くと墨がたくさん出てきてしまい、にじんでしまいます。
また、最近は洗濯で落ちやすい墨汁がありますが、このタイプはにじみやすいので、普通のタイプの墨汁を使ったほうがきれいにかけるようですよ。
まとめ
書き初めの由来とうまく書くコツ、学校で評価されるコツを小学生、中学生にわけてご紹介しました。
書き初めは、離れて見ることが多いのでバランスも大事ですが、なによりもしっかり、太く書くことが一番大切なように感じます。
わたしも今年は、息子が宿題の書き初めを書く横で今年の目標を書いてみようかなと思います。