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初恋(映画)のタイトルの意味は?三池監督が込めた思いや見どころについても

2020/03/01
 
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映画『初恋』が2020年2月28日から公開されます。

カンヌ国際映画祭やトロント国際映画祭など30以上の映画祭から招待され、各国からスーパークレイジームービー」と称賛された作品です。

メガホンをとったのは、バイオレンスな描写を得意とする三池崇史監督です。

三池監督は、2000年のホラー映画「オーディション」では、糸のこで足首をギリギリギリ・・・と切断していく残虐な表現で、ロッテルダム映画祭で記録的な途中退場者を出した映画で監督をしました。

そんな監督が初挑戦するラブストーリー、一体どのように描かれるのでしょうか?

そこで今回は、映画『初恋』のタイトルの意味三池監督がタイトルに込めた思いや見どころをご紹介したいと思います。




 

初恋(映画)のタイトルの意味

初恋(映画)のあらすじ

舞台は、新宿歌舞伎町。

葛城レオ(窪田正孝)は、敗戦なしの天才的なプロボクサー。

しかし、負けるはずのない相手との試合でKO負けをしてしまいます。

その後受けた診察で、医師から余命わずかな病気であることを宣告されます。

希望を失い、さまようレオの目の前を助けを求める少女モニカ(小西桜子)が駆け抜けます。

少女を追っていた男をノックアウトするレオ。

しかし倒した男は刑事だったのです。

モニカは父の借金を背負わされ、ヤクザに追われているとのことでした。

レオが倒した刑事は、ヤクザと裏で手を組み、資金源となるコカインを横取りするために、モニカを利用しようと計画していたのでした。

その結果、レオは警察とヤクザの両方から追われてしまうことになりますが、親に見捨てられたモニカを放っておくこともできず、自身は余命宣告されたこともあり、破れかぶれになり彼女と行動を共にすることにします。

さらに、モニカとコカインを管理していた下っ端の組員が遺体でみつかります。

この一連の出来事をチャイニーズマフィアの仕業と考えたヤクザは、復讐に乗り出します。

こうして、ヤクザ、刑事、マフィアの抗争が始まりますが、巻き込まれたレオとモニカの行きつく先は・・・。

タイトルの意味

タイトルである『初恋』の意味は、文字通り、死を覚悟したレオがモニカと出会い、抗争に巻きこまれたのち、「初めて真の恋」に落ちたことを表しています。

一方モニカは、暴行する父を殴ってくれた竜司が初恋の人。

モニカは、刑事の大伴から逃げているときに、レオが大伴を殴ってくれたので、レオが竜司に見えてしまったということもあるでしょう。

抗争後、レオとモニカは、竜司とその妻に偶然会います。

妊娠している妻と竜司に「おめでとう」と言った瞬間に、モニカの初恋は終わったのではないでしょうか。

ラストでは、レオとモニカが一緒にアパートの部屋へ入っていく描写で終わりますから、初恋に終止符を打ったモニカと真の恋に落ちたレオが2人で居場所を作っていくということではないでしょうか。

 

また、チャイニーズマフィアが、レオがモニカを必死で助けようとしているのを見て2人を逃がします。

また、ヤクザの権藤も2人を逃がします。

いずれも、レオが命をかけてモニカを守ろうとする態度に触れて、2人を逃がしたのでした。

孤独で居場所のなかったレオとモニカが、思いやりのある2人によってもう一度「生きる」ことを選びました。

「恋」という字には、恋愛という意味だけでなく、「思いを寄せる」という意味もありますから、『初恋』というタイトルには、レオとモニカの恋心だけでなく、2人のヤクザたちの思いやりという意味も込められているのかなと感じました。




 

初恋(映画)に三池監督が込めた思い

三池崇史監督は、

「『初恋』に出てくるアウトローたちの、バカげているけど一瞬光るものがある生き方に憧れるのも事実。」

「映画監督はこだわりのジャンルの中で、普遍的なテーマと格闘していくことも多い。

でも、どの登場人物にもさして変わらない苦悩や幸せがある。

ジャンルを超えても、どんな人間も同じだと改めて感じます」

とも言っているので、ホラーでも、バイオレンスでも、ラブストーリーでも、人の人間臭さを求めて撮り続けているのですね!

 

初恋は笑いのツボが満載!

海外での上映では、終始笑い声が絶えず、日本刀を用いたアクションやエンドロールでは拍手が起こるほどだったそう。

実際に試写を観た方からも笑いのツボがたくさんあったとの報告もありますから、ダークな重さだけでなく、どこか人間味のある笑いがあるようですね。

 

初恋(映画)の見どころ

この映画の一番の見どころは、三池監督が作り出すラブストーリーとはどのような展開で、どのような結末を迎えるのか、というところではないかと思います。

アンダーグラウンドのバイオレンス的な要素と、レオとモニカの出会いと関係性を描くロマンス的な要素があり、死を間近だと思い込んだレオが、まさに「死ぬ気」で行動し、他人の人生に関わることで、運命かもしれないモニカと出会う「恋の始まり」というラブストーリーを作っているようです。

 

まとめ

映画『初恋』の見どころや三池監督の初恋というタイトルに込めた思いをご紹介しました。

バイオレンスとラブストーリーとの融合がこの映画の一番の特徴のようです。

人間が持っている「凶暴性」と「思いやり」という相反する感情が、愛をきっかけに表に出てくる、ということを伝えたい映画ではないかと思います。




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