つみたてNISAを失敗してしまうやり方とは?
つみたてNISAは、2018年にスタートしました。
2020年12月末時点での口座開設数は、302万8,259口座ということで、日々増え続けています。
この記事を読まれている方も、つみたてNISAで投資をしている人が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、つみたてNISAで失敗してしまう人がやっていることをご紹介していきます。
つみたてNISAなら年間40万円までの投資が非課税に!
税金を引かれることなく積立投資ができる「つみたてNISA」。
つみたてNISAでなくても積立投資はできるますが、利益が非課税になるメリットはすごく大きいですね。
つみたてNISAの制度のポイントは、
- 年間40万円まで、投資で得た利益が非課税に
- 非課税で投資できる期間は、最長20年
- 投資の方法は「積立投資」のみ
- 投資対象は、金融庁の基準をクリアした投資信託
です。
投資できる金額が年間40万円ということなので、毎月3万3000円まで投資できるんですよね。
そして、非課税というのもポイントが高いです!
例えば、20年間積立投資をして利益が100万円出たとしても、税金が約20万円もかかってしまいます。
でもつみたてNISAで積立投資をしていれば、100万円の全額受け取れます。
このようなことから、「すぐに始めなくちゃ!」と思い、気軽に始めた方も多いでしょう。
つみたてNISAで絶対に失敗しないやり方は?
でも、投資信託って値下がりすることもあります。
○○ショックのような暴落があると、これ以上下がったら、もっと損をしてしまうのではないか?と心配してしまう気持ちはよくわかります。
しかし、つみたてNISAを始めようとしている方や積立中の方には、これだけはしないよう気をつけていだだきたいことがあります。
それは、短期売却をすること。
実は、つみたてNISAは、短期売却が多いのが実情のようです。
『週間エコノミストオンライン』によると
2018年に専用口座で買い付けた931億円の約2割は翌19年に売却されている。
とのこと。
つみたてNISAは、長期投資を支援する制度であり、
「長期」で「積立」て「分散投資」をすることで、初心者でも利益を出しやすい投資手法なんです。
このことからも分かるように、つみたてNISAの鉄則は長期で運用をすること。
そして無理のない続けられる金額で投資をすることなんです。
おすすめのつみたてNISAは?
わたしは、楽天証券のeMAXIS Slim 米国株式S&P500でやっています。
+35%というのは、銀行預金とは比べ物にならないですよね。
せっかくお得に投資できる「つみたてNISA」という制度を上手く活用するためにも、長期目線で、ご自身のつみたてできる金額での着実な投資を心がけてくださいね!