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糸(映画)の見どころは?中島みゆきの歌詞の意味は赤い糸だけではないのか考察

2023/10/15
 
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映画『糸』が、2020年8月21日(金)から公開されます。

この作品は、男女の恋模様を数十年に渡って描いた作品です。

菅田将暉さんと小松菜奈さんのW主演に加え、榮倉奈々さん、斎藤工さん、二階堂ふみさん等キャストも超豪華なんです!

また、この作品は、中島みゆきさんの名曲「糸」が元となっているということで、曲とどのようにリンクしているのかも見どころかなと思います。

そこで今回は、映画『糸』のあらすじや結末を小説よりネタバレし、見どころや元ネタとなった曲「糸」の歌詞とストーリーが合っているのかを調べてみました。




 

糸(映画)のあらすじ

高橋漣(菅田将暉)園田葵(小松菜奈)は、共に平成元年生まれ。

2人は、13歳の時に初めて出会って恋に落ちます。

しかし葵は、虐待が原因で、町から逃げ出します。

漣は、葵を見つけ出すと駆け落ちをしますが、まだ子供だったこともあり、すぐに捕まってしまい・・・。

その後、葵は引っ越しをすることになり、漣と葵は離れ離れになり、8年の月日が経過します。

 

漣は、チーズ工場で働いていました。

ところがある日、漣は友人の結婚式のために東京に行き、偶然、葵と再会することになります。

しかし、せっかく再会したにもかかわらず、二人は全く別の方向を向いていました。

漣が地元での生活を望んでいたのに対し、葵は海外で活躍したいと考えていたのです。

 

更に10年が経ち、平成も最後の31年を迎え、漣と葵は、3度目の再会を果たそうとしていたのでした・・・。

 

糸(映画)の結末を小説からネタバレ

結婚式で再会した葵は、水島大介(斎藤工)という男性と付き合っていました。

一方、漣もチーズ工場の先輩の桐野香(榮倉奈々)と交際していました。

その後、葵は母親に会いに北海道へ行き、また漣と再会します。

二人の関係が戻りかけますが、環境の違いからまた離れ離れになり、漣は桐野香と結婚することに。

漣には子供が生まれましたが、妻の香はガンのために娘が生まれ後、亡くなってしまいます。

 

一方、葵は海外で活躍し、起業することになり、平成最後の日、東京で過ごしていました。

ところが漣も東京にいたのです。

こうして2人はまた運命のいたずらによって、令和にまためぐり逢います。




映画『糸』と中島みゆきの「糸」の歌詞の意味は赤い糸だけではない

映画『糸』は、中島みゆきさんの名曲「糸」がコンセプトにあるということなので、「糸」の歌詞と映画『糸』のストーリーが同じなのか見ていきたいと思います。

中島みゆきさんの「糸」はめぐり逢いについて書いたもので、元々は中島さんが知人の結婚を祝して書かれたものだそう。

人を糸に見立てて、人の出会いと絆を表現しています。

歌詞を見ると、まさに映画の内容と重なりますね。

なぜめぐり逢うのか、そしていつめぐり逢うのか
なぜ生きてゆくのか、迷った日の跡のささくれ
夢追いかけて走って、ころんだ日の跡のささくれ

縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます。

「幸せ」を「仕合わせ」という部分に言いえているなあと感じますね。

「しあわせ」という日本語の語源は、「し合わす」だとされています。

「し」は動詞の「する」。

つまり、何か2つの動作などが「合う」ことが、「しあわせ」なのです。

そこから、偶然性を重視するときは、「幸せ」というより、「仕合わせ」と言うんですね。

 

糸(映画)の見どころや伝えたいことは?

中島みゆきさんの「糸」は多くのアーティストがカバーしたり、CMに使われていたりと聞いたことがない人がいないのではないかという名曲です。

その名曲と、ストーリーがどのようにリンクしていくのかが一番の見どころといえます。

漣と葵だけではなく、その周りの人との出会いや関わりも糸として織りなしていく点は、中島みゆきさんの曲の歌詞以上のものに感じます。

誰もが何かしらの事情を抱えて生きていて、1人の糸として様々な人間模様を紡いでいく、というところも2人の恋模様以上に表したかったのではないかなと思います。

また、北海道や沖縄、シンガポールなどが舞台になっているので、時の流れとともに場所の変化も見ていて飽きないですよ!

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まとめ

映画『糸』のあらすじや結末を小説よりネタバレし、見どころや元となった曲「糸」の歌詞とストーリーが合っているのかを調べてみました。

音楽の世界観と映画の世界観がマッチし、きっとこの映画を観たあと、だれもが持っている自分の糸を考えずにはいられなくなるのではないでしょうか。

菅田将暉さんと小松菜奈さんは、映画『糸』での共演から、実際に交際することになりました。

これぞまさしく運命の「糸」ですね!




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