青山の岡本太郎記念館でアトリエを見た感想と体験談!テーブルアートスイーツについても!
みなさん、秋を楽しんでいますか?
先日ピハナニは、ママ友たちと「芸術の秋」と「食欲の秋」を堪能してきました。
そこで今回は、「芸術は爆発だ~!」の名言を残された岡本太郎の青山の記念館でパワーをいただきつつ、芸術の秋にふさわしいインスタでも話題のスイーツをご紹介したいと思います。
Contents
岡本太郎記念館とは
岡本太郎は、1970年に開催された歴史的なイベント、アジア初の万国博覧会である「日本万国博覧会(大阪万博)」のテーマ館の一部として建てられた「太陽の塔」や「芸術は爆発だ~」の名言で有名な日本の芸術家です。
誰もが一度は目にしたり、耳にしたことがあるのではないでしょうか?
青山の「岡本太郎記念館」は、岡本太郎が1954年から1996年の約50年間、84歳で亡くなるまで暮らしていたアトリエ兼住居だったところを公開している記念館です。
絵を描き、万国博の太陽の塔をはじめ巨大なモニュメントや壁画などの作品の構想を練り、制作した岡本太郎の人となりがわかる場所でもあります。
当時のまま保存されているアトリエ
館内に入り1階の右手に進むと、吹き抜けの「アトリエ」があります。
ここは、岡本太郎が活動していた当時のままに保存してあります。
庭が見えるサロン
アトリエの隣には、全面ガラスばりのサロンがあり、多くの作品が展示されています。
大きな窓からは日差しが入り、庭の様子が一望でき、とても居心地のいい空間です。
等身大の太郎さんもいます。
太郎さんと養女の敏子さんが作品について語っている様子が目に浮かびますね。
緑あふれる庭
庭にもジャングルのように南国フルーツの木々とともに、作品がところ狭しと展示されています。
ベランダから太陽の塔が顔を出しています。
鐘のように鳴らす楽器のような作品も。
太陽の塔の内部
「太陽の塔」は、未来を象徴する頂部の「黄金の顔」、現在を象徴する正面の「太陽の顔」、過去を象徴する背面の「黒い太陽」、そして、人間の精神世界を象徴する「地底の太陽」という4つの顔を持っていて、万博公園にある「太陽の塔」は内部に入ることが出来ます。
これは記念館に展示されている内部の「生命の樹」です。
「生命の樹」は下から上に行くにつれて、単細胞→恐竜→人と、人類が誕生するまでの様子を表現しています。
大阪の万博公園にある太陽の塔は、耐震補修工事も終わり、平成30年3月から一般公開されて内部が見学できるようになりました。
「太陽の塔」の入館は、完全予約制(前日までに要予約)のようなので、まずは、ここでじっくり見てから行ってみると、より興味深いと思います。
ミュージアムショップで個性的なお土産探し
ミュージアムショップには、個性的なグッズや文具、書籍がたくさん並んでいました。
わたしが思わず手に取って読みふけってしまった書籍が、「自分の中に毒をもて」。
岡本太郎のエネルギーにあふれた、目の覚めるような言葉がいくつも並んでいましたよ。
作品を見てから書籍を読むと、より岡本太郎ワールドに浸れますね。
芸術のあとはテーブルアートスイーツを
記念館でパワーをいただいたあとは、今度は、芸術の秋を「食」で堪能しました。
記念館から5分ほどのところにある「Harold & Co」へ。
ここでは、五感で楽しむスイーツということで、店員さんがテーブルの上でアートスイーツを描いてくれます。
まずは、テーブルの上に額を置いて、中央には直径20センチくらいのチョコボールを置き、フルーツソースやチョコレートソースで絵を描いていきます。
そして、最後には、大きなチョコボールを割って完成!
岡本太郎に負けないくらいパワーが爆発したアートスイーツでした。
お誕生日のサプライズなどにも面白いですよね!
まとめ:岡本太郎の邸宅について
岡本太郎のアトリエ兼住居の設計は坂倉準三だそうです。
坂倉準三は、ル・コルビジェに師事した方で、オブジェと緑に囲まれながらも、現代でも十分通用するモダンな邸宅でした。
今回、岡本太郎は芸術だけでなく、人間的にもパワーあふれる人だったことを知り、美術の成績はあまりよくなかったわたしですが、すっかりその熱い人柄に惹かれてしまいました!
◆岡本太郎記念館
東京都港区南青山6-1-19
10:00−18:00 火曜休館
入場料 一般620円 小学生310円
◆表参道Harold&Co ~ハロルドアンドコー~
東京都港区北青山3-6-23 B1
電話番号・FAX 050-3469-5153